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よくある相談Q&A

コンピューター・インターネットの法律問題
 
プロバイダー
  Q. 接続しようとしてもつながらないのですが?  
       
  A.

 インターネットへの接続には、まず電話料金がかかります。この電話料金は長時間の接続では大変高額になってしまうので、多くの人が、23時以降がお得になる「テレホーダイ」「テレジョーズ」といったものを利用していますので、どうしてもその時間帯に集中します。その時間帯になると、電車がラッシュアワーになるといったのと全く同じ現象です。

 ラッシュアワーで予定の電車に乗れないといった場合どうしますか。予定の駅で降りられないということがあるかもしれません。これに対しては、大きな観点では、電車を増やせという要求を出すことになります。細い電車の線路の周りにその電鉄会社が大量の住宅を建設したといった場合を想定できるでしょう。細い回線で、多くの会員を持つということはこういうことです。適正基準による規制で、会員数に従った電話回線の確保が必要でしょう。ただ、こうしますと、会員が使わない時間はがらがらに空いて状況になり、その分必要以上の回線となる時間が増え、その維持費も馬鹿になりませんので、自然会費が高くなりますが、やむをえないでしょう。次は、いわゆる時差通勤、通学という方法です。23時ころを避け、深夜とか、早朝とか、すいている時間帯を利用する方法です。この時間帯は、誰も使っていないので、大変回線のスピードが速く、驚くばかりです。これは自衛作戦ということになります。

 さて、こうして見てきますと、ラッシュアワーの存在を知って、その解消をどうするかという総合的な検討と、当面の自衛策とが考えられることになります。

 では、こうした時間帯につながらないというのは、プロバイダーの責任であって、いつでも入会契約を解除できるのでしょうか。ある雑誌の調査がありますが、どのプロバイダーも、23時頃が利用者のピークになっていて、それ以外の時間帯はほとんどすいているという結果が出ています。中には、数時間にわたって、あるいは一日の多くの時間がかかりずらくなっているというものも例外的ですが、何社か存在します。こういったものは例外的で、むしろ、23時頃をはずせば、一般的にはかかりやすいとみるべきでしょう。あくまでも一般的な評価としては、比較的多くのケースは、プロバイダーの決定的な欠陥、契約違反とまでは言えないようにも思えます。

 しかし、もう少しの努力で、23時台でも、もっと快適な環境を作れるのですから、経営努力は必要ということは間違いありません。

 
       
牧野二郎弁護士(インターネットローヤー法律相談室)より
 
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