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弁護士訪問インタビュー

 第1回
「勇気をだして専門化を!新時代の弁護士像の実践」
 加藤貞晴弁護士(加藤法律特許事務所)
       
 
 東京都日本橋の駅から徒歩1分、ビルの最上階に、この夏移転してきたばかりの加藤法律特許事務所があります。メゾネット式で、日の光がふんだんに差し込む、明るい雰囲気のこの事務所を経営する加藤貞晴弁護士に、お話を聞きました。 加藤貞晴氏写真 
加藤貞晴氏(弁護士・弁理士)
 
       
   まず、弁護士になろうと思ったきっかけを教えて下さい。  
  加藤 両親が不動産オーナーでしたので、それにまつわる様々なトラブルをめぐって、弁護士とつきあうことが多かったのです。そのため、小さい頃から弁護士はわりと身近な存在でした。そういった経験を通じて、様々な依頼者と関わりが持て、影響を与えられる弁護士という仕事に興味を持ったのです。  
   新事務所を設計する上で、気をつけたことはありますか?  
  加藤 法律事務所というものは、悩みがあるから来る場所です。ですから、できるだけ明るい気持ちで帰ってもらえるような事務所にしたいと思いました。ゆったりと、落ち着いて話ができるような所です。また、悩みながら歩き続けるのは辛いことですので、駅から徒歩1分という近いところを選びました。  
   事務所名にもある通り、特許を得意とされていますが、興味を持ったきっかけは何でしょうか?  
  加藤 修習時代に知的財産部の傍聴をしたことです。弁護士の仕事というのは、人と人との紛争に関わる非常に人間的な世界なのですが、それと対照的な技術を中心としたドライな世界に惹かれました。また、あまりやっている人がいないので是非トライしてみたいという気持ちもありました。  
       
   
相談室写真 エントランス写真
大きな窓から光が差し込む、
明るい雰囲気の相談室。
打ち合わせに便利な
埋込み式のホワイトボード。
 
       
   特許に関するお仕事とは、どのようなことをしているのでしょうか?  
  加藤 ライセンス契約や、侵害訴訟、また特許侵害についての一般的アドバイスなどをしています。特許に関する依頼者はとてもよく勉強されていて、能力が高いので、こちらも勉強しないと、と研究意欲が湧いてきてはりがいがありますね。私ももっと技術を身につけたいと思い、今は弁理士会のIT技術に関する研究会で勉強しています。
 また、特許、とくに侵害訴訟で訴える時には、それこそ相手を潰すくらいのいきおいがあり、ビジネス戦略としても非常に面白いと感じています。
 
   他に興味を持っている分野はどのようなものでしょうか?  
  加藤 民事再生や、破産。破産は、特許とは正反対に非常にドロくさい世界ですが、こういった違う世界の仕事もしていきたいと考えています。また医療訴訟についても研究会で勉強したりしていますし、弁護士になるきっかけでもあった不動産問題も力を入れています。  
   弁護士をしていく上で気にかけていることは?  
  加藤 できるだけ、専門的なところを深めていけるように努力しています。
 一口に弁護士といっても、その仕事は非常に広範囲にわたり、一人の弁護士がすべての分野をできるわけではありません。1回や2回受けたことのある仕事という程度では、よい仕事ができるとはなかなかいえないと思います。
 これまで弁護士は広告が禁止され、自分の得意分野をはじめ、ほとんど情報公開ができないでいました。そのため、弁護士の間でも、専門化をはかり、受ける分野を限ったのでは仕事が来ないのではとあきらめている雰囲気があったと思います。
 しかし、今後はホームページなどを通じて情報公開をすることもできるようになりましたし、あきらめずに勉強を続けて専門を深めていけば、必ず結果は出てきます。また、専門外の仕事はそれを得意とする弁護士に紹介するというように、弁護士同士もお互いに助け合って、専門の弁護士を作っていけるようにしたいと考えています。
 
       
   
加藤弁護士写真 受付写真
資料を開きつつ、
熱心に話をする加藤弁護士。
受付。
奥の階段を登ると資料室がある。
 
       
   最後に市民の方へのメッセージをお願いします。  
  加藤 これまで、「弁護士は高い、その割に仕事は…」といったイメージが強かったと思います。
 ですが、これからは弁護士もどういった仕事をするのか情報開示を進めていきます。それに期待して、ぜひ、よい方向でつきあっていければと思います。
 
   本日はありがとうございました。  
     
   これからの弁護士のあり方について熱意を込めて語ってくれた加藤弁護士。大変勉強熱心で、自らも専門化と情報公開を率先して行う氏の思いが、市民と弁護士のよりよい関係につながるのでしょう。
 次回の弁護士訪問もお楽しみに。
 
       
    書籍表紙加藤弁護士より、頂いた
「弁理士が教えるビジネスモデル特許の本当の知識
弁理士会研修所実務総合研究部編著
を、抽選で1名様にプレゼントいたします。
(終了しました)
 
       
    インタビュー・文責:戸台 未来
みなさんからのご意見・ご感想お待ちしてます。
 
       
  加藤法律特許事務所  
    〒103-0027
東京都中央区日本橋2-5-3 日本橋昭光ビル5F
TEL:03-3516-0645 FAX:03-3516-0644
ホームページ:http://www.katolawpatent.com/
E-mail:sada@katolawpatent.com
 
       
 
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